2007年6月2日 宇曽利山湖畔を歩いた。
●宇曽利山湖畔一周約10kmを歩いた。恐山県営駐車場に遊歩道の入口がある。新緑のみどりが溢れている。緑の海にいるようだ。ブナとヒバの混交林が続く。 ヒバの更新力は旺盛だ。 ブナの周囲にびっしりとヒバの稚樹が育っている(写真右上)。下北の森を実感する。対して、津軽半島にはヒバの純林が多いが、これは津軽藩と南部藩の林業政策の違いによると言われる。
●成熟した森林では、倒木も多い。突風が去った後、なぜこの木だけが倒れたのかといつも不思議に思う。
●ツルキツネノボタンが道案内をしてくれているようだ。
●スギの造林地も多く見られる。手入れは行われていないようだ。
●終点は恐山の極楽浜。突然、宇曽利山湖の透明な薄青の水面が開ける。
●この付近、遊歩道がはっきりせず、イソツツジやモウセンゴケが踏まれていた。
道標ウオッチング
遊歩道入口にあった標識。入口を示すのは後から付けられたと思われる赤い矢印のみ。